toggle
2020-11-16

FREYDOの制作秘話

こんにちは!!

SLACK FOOTWEARのデザイナー安田です。

波に乗ってきたので再度ブログの更新です(笑)

制作秘話のシリーズをできるだけ続けていこうと思っています。

スニーカーを1足完成させるまでには皆さんが知らない色んなストーリーが込められています。スムーズにはいきませんし、色々と問題もあります。

そんな出来事も包み隠さずこうして文にしてお届けできたらいいなと思います。

今回は現在発売中の【FREYDO(フレイド)】をご紹介します。

【スリッポンに革命を!!】

まさにこんなタイトルを掲げて挑んだスニーカーでした。

自分の人生の中でも群を抜いて頭や手を使ったデザインでした。

意外と頭の中でデザイン構成をしていく事が多いのですがこのスニーカーは切ったり型紙を作ったり、実際に穴を開けたり、ひもを通したりと行動に出て作り上げた1足です。

僕の中で言うスリッポンはもうこのVANSの【SLIP ONチェッカーフラッグ】が最強に大好きです。

中学生の時に学ランにこのスニーカーを履いて登校した時は完全なる傾奇者扱いされた記憶があります。

今でこそシンプルなスニーカーとして見えるものかもしれないですが当時のチェッカーフラッグは奇抜なイメージが先行していたのかもしれません。

でも自分は履いているとものすごく足元を見られる優越感がたまりませんでした。

実はこのスニーカーだけは自分のスニーカー収集のルールを1人だけ無視する特権が与えられています。

【履きつぶす】

履きつぶしたらまた買うの繰り返しを唯一許されているスニーカーです。

僕は基本的にスニーカーはボロボロになっても捨てないで保管します。

このチェッカーフラッグはダメになるまで履いて、ダメになったら捨ててまた買うようにしています。

要は家に必ず履けるチェッカーフラッグが絶対に存在している状態にしておきたいくらい愛しています。

なぜこのチェッカーフラッグだけ捨ててしまうのか…?

常に新しいチェッカーフラッグに愛情を注ぎたいからかもしれません。

そしてチェッカーフラッグとは僕の中ですでにスニーカーという概念から逸脱してしまっているのかもしれません。

そんな王道の【SLIP ON】に勝つために僕は動きました。

まず40年も愛され時代に嫌われず生き残るこのスリッポンにどう勝つのかが問題であった。

【スリッポンに革命を!!】

【革命】で打ち勝つことを決めました。

そこで、姿、形が変えられるスリッポンを作りたいと思いました。

おかげさまでSLACK FOOTWEAR は色んなお店でPOP-UPSTOREを行わせて頂いておりますが毎回同じ商品じゃ物足りない。

という時にこの【FREYDO(フレイド)】がイベントを盛り上げてくれる可能性を秘めています。

タッセル部分が着脱可能

まずはこのスニーカーの最大の特徴であるタッセルです。

取り外しが自由にできます。
実はタッセルのメタルパーツは手で動かせます。

「購入したのに接着がされていない!!」 などのお声もありましたが

あえて接着しませんでした。

引っ張るとスッと抜けるメタルパーツ

この部分は接着する時にボンドをかなりの適量を入れない限りハミ出てしまい起毛素材のスエードなどは特に汚れが目立ち、取れにくいです。

靴の命は【つま先】と言われていますが、この靴の顔はタッセルなのでそんな汚れはご法度だと感じ、僕のお願いで工場にはボンド接着はやめて頂きました。

その代わりにグッと押し込むような厚みを持たせてありますので普段履いてもメタルパーツが外れるするという恐れは特にございません。

サイドに逃がした革ひもがさらにアクセントへ

甲部分にも注目ポイントがございます。

裏ハトメを使い革ひもを引っ張っても穴が裂けたり広がったりしないように工夫しました。表からは見えないのもポイントです。

そして甲に裏ハトメや革ひもといった異物が密集する場所なので甲ゴムがガードの役割を果たして足に異物が当たるのをしっかりと防いでくれます。

革ひもはサイドに流すことでウエスタン調の遊びを仕込ませた。正直スリッポンでこの技法は僕だけだと思っていますし、是非、見てもらいたいポイントです。

丸みのあるアッパーに対して剣先がよりシャープなイメージを与えてくれる

そしてタッセルを外してあげれば色んな使い方ができます。

シューレースを通してみたり

キルトを付けてみたり

アレンジは無限ですが、自分の色をこのスリッポンに乗せてみたら面白いですよ。

そしてSLACK FOOTWEARでは何度も何度もお伝えしている【リフレクター】が今回はつま先の穴飾り【メダリオン】下に忍ばせています。

僕は二面性のあるスニーカーを作りたいと思っています。

もちろん三面、四面、五面と増えるのはもっとやっていきたいところですが、

履いているスニーカーが昼と夜とで違う表情を持っていたら2倍楽しめると思っています。

なのでリフレクターはそういった意味では夜の光の反射でいきなり光るというギミックに使いやすく、革靴の表情やクラシカルなテイストのスニーカーにこういった現代っぽい素材を組み込んであるギャップが新しいと思っています。

全てではないですが、今後も隠れミッキーみたいにどこかにリフレクター素材は忍ばせていきたいと思っています。

夜になるとビカッとメダリオンが浮かび上がる

こんな感じで色々と自分の思いが詰まったスニーカーができました。

最初の段階から細かいイメージは修正を経ても最後までブレずに活かされている
FREYDO BLACK / BLACK
FREYDO BEIGE / WHITE
12,800円 (taxout)
12,800円 (taxout)

実際に今シーズンのモデルでは自分自身でも履いているモデルになります。

金額もお手ごろだと思うので足元にこのスニーカーをオススメします!!

そして履き方は本当に簡単。何でも合いますが特におすすめはこんな感じの履き方です。

関連記事
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。